*読む前の注意*
この小説は、添花の今までで一番エロいと思われます(笑)
しかも、孫堅がちょっと壊れてます。
孫堅は優しいのよっ!とか、孫堅は受けなのよっ!とか、そういった主義主張をお持ちの方はUターンしてくだされ。
注意書きも読まず、または読んだのに小説を読んで気分を害したと言われても責任とれないっす。
ドンと恋★という方だけ、スクロールどぞv





















-饗宴-











「…っ………」



鳩尾みぞおちに感じる鈍い痛みに夏侯惇は意識を覚醒させた。

重くズキズキする腹に眉間をしかめつつ薄く目を開く。
武人の本能なのか、見慣れぬ幕内に敵がいた時の為に用心するよう、体は動かさず目線だけで辺りを探
ってみる。

しかし、何度となく確認してみてもやはりそこは見覚えのない天幕で、夏侯惇は自分がいるこの状況をどう
にか認識しようと記憶を辿りだした。



初平三年。董卓が宮廷内の権力争いのどさくさに紛れ、帝を奉戴ほうたいし、権力を手中に収めた。
董卓によっての政の始まり…
それはとてもじゃないが民を省みているとは言い難く、私利私欲を追求する為だけの悪行三昧
犯す・殺す・奪うは日常茶飯事で、そんな世を見かねた袁紹が反董卓連合軍の盟主となり、異母弟の袁術
や 涼州の馬騰・徐州の陶謙ら約二十名が参加する事となった。

勿論、諸侯らに激を飛ばした曹操もその中の一人で、若輩ながらも少量の兵を率い、奮戦するべく、洛陽を
包囲する軍の中にいた。


幼き頃から曹操の手足となって助力すると誓っていた夏侯惇も当然駆けつけ、曹操の副将として参戦してい
たのだった。


明後日はシ水関で華雄の率いる五万の軍勢と戦う事となる。
それぞれに張り詰めた空気を漂わせていた。
当然の事ながら若い夏侯惇も同じで、戦の興奮と共に少しばかり緊張していた。

曹操軍の軍議を終え、自分用にとあてがわれた天幕に帰ろうとした時。突如暗がりから声をかけられた。

聞き覚えの無い声。

しかし、暗がりで顔は見えなくとも身に帯びている雰囲気や鎧から目上の存在であろうことだけはわかった。

「はっ、なんでしょうか」

失礼があっては曹孟徳の評価を下げると、夏侯惇は背筋を伸ばし速やかに声の主の許へと走る。
近づくにつれ見えてきた口元が、やけに意味深に歪んだ笑いを浮かべていることが気になったが、構わずに
側へと近づく。

連合軍の陣営だからということもあって油断していたのだろう。
突如突き入れられた鳩尾への拳に夏侯惇は目を見開く。
意識を失う直前の暗くなる視界が捉えたものは、見た顔で…

「そ……堅‥殿…?」

苦しそうに顔をしかめ、そのままその場に崩れ落ちた。





漸く今の状況へと繋がる過程を思い出し、夏侯惇は辺りに気配の無い事を確認すると、寝かされていた寝台
から身を起こそうとする。
だが、その行為は手首や足首の痛みと共に無駄に終わった。
動かない腕に首を反らして見ると、両の手首は寝台の下を通した縄で左右に縛り付けられていた。
足も動かないという事は、やはり腕と同じ状況なのだろうと確認するまでも無く思った。

裏切り?

咄嗟に連合軍への裏切りを考えたが、それならば夏侯惇を人質にとってもほとんど意味が無い。
すぐにそう気づき困惑する。

ならば何故…?

とにかく、今はこの状況をどうにかしなくてはならない。解けぬものかと腕や足を力任せに暴れさせた。

どうして俺がこんな目にあっている?

そう考えながら必死に足掻いていたので、人の入って来た気配に気づけなかった。

「おいおい、そんなに暴れたら傷が残るぞ?」

こんな状況を作り出しておいて、まったく悪ぶれた様子も無いその声に、夏侯惇は込めれるだけの怒りを瞳
に込めて睨んだ。

「孫堅殿っ、これはいったいどういう事です」
「私にとががあったのなら斬首されればよい」

口早に捲くし立てる夏侯惇に、孫堅は苦笑した。

「誰も殺しはしないし、お前に咎なんてないさ」

肩を竦ませおどけながら告げる孫堅を夏侯惇は怪訝そうにじっと見る。

「ただ……」
「ただ…?」

もったいぶった様に言葉を切る孫堅に、先を急かす様言葉を重ねた。

「いい眺めだな…とな」

クックッと口元に拳を当てて笑う孫堅の視線は夏侯惇の体を舐めるように下肢へと移動する。
ハッとして、苦しい体勢で首を持ち上げれば、見えたものは布一枚身に纏っていない己の体。
あまりの出来事に混乱し、今の今まで気づけなかった。
いや、頭の隅では気づいていたのだろうが、無意識に縛られた手足を優先事項にしていたのだろう。
隠したくとも隠せない体を、視姦するかのような無遠慮な視線が纏わり付くのを感じ、夏侯惇の肌が薄く色
づく。
そんな反応に満足した様に孫堅は、おもむろに近づき露になった腹筋をツッと指先で撫でた。

「くっ……」

くすぐったさからか震える肌に興奮を覚える。
側に立て掛けてあった自分の剣を手にすると、一気にさやから剣を抜く。
目の前に切れ味の良さそうな刃が現れた。

斬られる!?

そう思い、ぎゅっと目を瞑る夏侯惇をよそに、孫堅は剣の方を手放した。
そして、夏侯惇の両膝の裏に鞘を通すと両端にそれぞれの膝を縄で縛りつける。
次に右手首の縄を外したと思うと、グッと体を曲げられ解いた右足首へと纏められた。
無理な体勢に体が軋み、低く呻く。

「悪いな、俺より背の高いお前に暴れられると、流石に俺もキツい」

無邪気そうな笑みを浮かべながら言うが、好きにされるものかと腕に力を入れる夏侯惇の手をなんなく足首
に引き寄せてしまう。

クッ‥なんて馬鹿力してやがるっ…

結局抵抗も虚しく、夏侯惇は両方とも足首と手首を纏め脚を抱えるような体勢にされてしまった。
膝の裏には孫堅の刀の鞘がある為、閉じられず股間をさらけ出すような形だった。

「こんなことして、いったい俺をどうするつもりだっ!」

最早曹操の評判どころではなくなり、敬語もなにもあったものではない。
羞恥に顔を真っ赤にしてがなりたてると、楽しそうに笑い、いきなり顎を掴まれた。
噛み付くように唇を重ねられ、そのまま後ろへと倒される。

「後孔までよく見えるぞ?副将殿」

そう揶揄されれば更に顔を赤くして夏侯惇は身を捩る。
悔しさに唇を噛み締めたせいか、顎を伝うように血が流れた。

「傷をつけるな勿体無い」

そして、首筋や胸を強く吸い、赤く印を残した。その印をなぞる様に親指の腹で擦る。

「うむ、血の赤もそそられるが、お前にはこっちの方が似合うぞ」

言いながら懐から短刀を取り出す。今度は何をされるんだ!?と、体を竦ませると宥めるように頭を撫でら
れる。
意外な程にその手が優しくて、一瞬警戒を解いてしまった。
そんな夏侯惇に一瞥をくれると、孫堅は短刀を夏侯惇の股間にあてた。

「ひっ、やめろっ!!」
「こら暴れるな、去勢してしまうぞ?」

ぐっと男性自身を掴まれ、体を硬くする。

「よしよし、そのまま動くなよ?」

口笛でも吹き出しそうな孫堅の言葉と共に短刀の刃が肌を滑る感触が襲ってきた。

「なっ…なにをっ」
「ん?綺麗にしてやろうと思ってな」

飄々ひょうひょうとした孫堅は、そのまま夏侯惇の毛を剃り落とす。
ジョリっという音と刃の冷たさ、そして孫堅の視線を痛い程局部に感じ、不本意ながら興奮していくのがわか
った。
孫堅の手に握られたままの性器が刺激を受けてもいないのに形づくっていく。
それを、なんと惨めなんだと思いつつも、自然と息が荒くなっていくのが止められない。
肩で喘ぎながら腰を揺らしだした夏侯惇にクスリと笑うと、急に自身を握る手を根元へと動かした。

「んくっ!」

首を反らし目を閉じ刺激をやり過ごすが、大きく上下しだした胸が体を揺らし、握られた自身に刺激を与える。
先端から蜜を滲ませ、最早完全に勃起していた。

「随分と淫らだな…予想以上に俺の好みだ」

股間にフっと息を吹きかけ剃った毛を落とす。それさえも刺激になって夏侯惇は背を大きく反らした。

「見てみろ、綺麗になったぞ。まるで幼子の様だ」

興奮から滲む視界で見れば、綺麗に周辺の毛を剃り落とされたソレが腹を打つ程に質量を増し、溢れ出る蜜
で濡れそぼっている。

「ちくしょ‥ぅ…」

悔しさに悪態をつくも、気にした様子も無く、孫堅は夏侯惇の股間へと顔を近づけた。
性器には触れず、剃った跡にだけ舌を這わせていく。
ザリッとした舌の感触に背筋が震える。じれったくて、直に触れて欲しくて気が変になりそうだった。
そんな夏侯惇の思いも気づかない振りをし、孫堅は執拗に舌を這わす。唾液が流れ、後孔の窄まりを濡らし
ていく。
唾液が伝う感触にさえ敏感に反応する体に、夏侯惇は眩暈がした。

「力を抜いておけ…」

その言葉に目を見開き孫堅を見ると、今まさに夏侯惇の後孔に自身を突き立てようとしている姿があった。
驚愕して逃げをうとうとするが、縛られた体はろくに動く事も出来ず、ただやめろっと懇願するしかない。
そんな必死の願いも、孫堅は駄目だと言い放ち、体重をかけるようにしながら穿つ。

「ぅぐっ……痛っ…」

本来受け入れるべき所でない器官へと、慣らしもせず強引に挿入される痛みに、夏侯惇は歯を食いしばった。
ギチギチと肉を掻き分け進んでくる侵入者に、両の目から涙が溢れる。

「ほら、いいこだ…全部入ったぞ」

口を大きく開けて声もなく喘ぐ夏侯惇を宥めるように、上体を伸ばし額にくちづけた。

「な…なんて‥ことっ、しやがるっ…」
「お前の中に強烈に俺を刻みたくてな…だから、痛みと快楽、両方を与えてやる」

突如激しく腰を突き動かされ、夏侯惇は目の前が弾けたかの様な程の快楽に声をあげる。

「くっ…思ったとおりだ…お前は痛みさえ快楽に変える淫乱な体だ…」
「ぅあっ!嫌だっ…ひっ、それっ…やめろっ‥」

髪を振り乱し快楽に涙する夏侯惇を攻め立てながら、孫堅は初めて真剣な表情を作る。

「一目見て欲しいと思ったっ…喰らい尽くし、俺のモノにすると決めたっ…」

告げる孫堅の瞳は、獲物を狙う虎の如く鋭い光を放っている。
ただただ、縛られ激しい快楽のみを与えられ、気が狂う程の饗宴に喘ぐ夏侯惇は、意識の端でその言葉を聞
いていた。

「っ、ぁあああっ!!」

一際高く喘ぐと、夏侯惇は触れられてもいない自身から勢いよく白濁を吐き出し、そのまま意識を手放して
いった。









「失礼する」

天幕を開ける布ずれの音と共に男の声がした。
曹操は、目を通していた竹簡から顔を上げ、入って来た男を見る。
ほんの一瞬、眉がピクリと顰められた。
入って来た男の腕に意識を失った夏侯惇の姿を見たからだ…
その男、孫堅は入ってくるなり夏侯惇の意識の無い事への言い訳もせず、曹操の側にあった寝台へとゆっく
りその体を下ろした。
孫堅の褞袍に包まれた夏侯惇を曹操は一瞥し、その首筋に残る印に、強く奥歯を噛む。

「貴侯の副将殿の天幕がわからず、遅くに失礼かと思ったがこちらに連れて来た」

片側の口角を上げ、見下ろすように笑みを浮かべる孫堅に曹操は射殺さんばかりの視線を向ける。

「そう睨むな。欲しいものは我慢できん性質なのでな」

肩を竦ませて笑う孫堅に、曹操が口を開く

「虎は雑食だったか?…つまみ食いなら余所でやれ。これは儂のものだ。」
「つまみ食いなどではない…と言ったら?」
「どちらにせよ同じこと…こやつは儂のものだ」

笑っているが目だけは狂気を表す孫堅と、視線だけで人を殺しそうな程の殺気を放つ曹操、睨み合いから先
に目線を剃らしたのは孫堅だった。

「人のもの程手に入れる価値があると思わんか?」

言って途端、邪気の無い笑顔を見せる。

「胸糞悪いが、その意見は同感だ」

そう答える曹操に、孫堅は声をあげて笑った。

「隙を見せればいつでもさらう、本気だと思ってくれてかまわん」
「この曹孟徳、同じ失態は繰り返さん男よ」

言ってにやりと相貌を崩し、夏侯惇の髪を手で梳いた。

その手は、孫堅が天幕を去って行ってからも離される事はなかった。








長いっつの!エロいっつの!(笑)
いやぁ、メールと絵茶で出たKさん・Sさんとの会話ネタから出来ました(爆笑)なんて会話しとんじゃ添花!
Kさんを見習ってエロ更新に力を入れてくと誓ってから早3日・・・?早いなぁ添花v兵は神速を貴ぶ(笑)
元ネタくれたKさん・Sさんに感謝…いや、エロだって事実を押し付けて逃げてるわけじゃねっす(笑)はい、添花エロです。
しかし、毛ネタはギャグにしかならんと思っていたけど、意外にシリアスになった。でも所詮剃毛ネタ。そこはかとなくギャグのにほいが…
Kさぁん!ちょっとは萌えてくれたでしょうか!?貴女の為の堅惇ですvvv
ふわふわ文遠待ってますから(コラ)
しかし、この後ソソ様褞袍を取ったらビックリですな!だって惇兄ツルツルですもん(爆笑)
「儂もまだなぷれいをーーーーーっ!」とかって叫びながらキレてくれたらイイ(笑)
添花は、基本操惇なんで、惇は14の出奔直前に操さんに食われてたという設定で…初じゃねんだよぅ!初は操様のもんだからvvv
エロで鬼畜で変態な文台様に気分を害されたとしても、添花は責任取りませんのであしからず(笑)

2005.9.26